子供が小さい頃は毎年飾っていた五月人形も、子供が大きくなると飾らなくなっていくでしょう。
周りに必要な方がいればゆずれば良いですが、引き取り手がいないとどう処分するべきなのか迷うかもしれません。
そこで今回は五月人形はいつまで飾るのか、処分するにはどんな方法があるのかをご紹介します。
あわせて注意したいポイントも説明するので、処分方法に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
五月人形はいつまで飾る?
五月人形の処分方法を説明する前に、本来はいつまで飾るべきものなのかをまず説明しましょう。
五月人形は子供の健やかな成長を願うために飾られるもので「子供の身代わり」のような役割を果たしてくれています。5月5日の1ヶ月ほど前から飾り、5日を過ぎるとしまう方がほとんどでしょう。
では一体、五月人形は何歳になるまで飾るものなのでしょうか?
実はその答えは「特に決まっていない」なのです。
子供の健やかな成長を願うのは、親としては「一生」ですから、ずっと飾り続けても問題はありません。
とは言え、子供が巣立って家を出たあとは、なんとなく飾ると逆に寂しさを感じてしまうでしょう。そのような場合は子供が家を出たのをタイミングに手放すようにすると良いです。
そのほか「自立」をタイミングとするなら、子供が20歳を迎えるまで飾ると決めるのもありでしょう。
五月人形の処分方法
では次に、五月人形を飾らなくなった場合の処分方法を見ていきます。
人形は顔があるのでなんとなく処分がしにくいかもしれませんが、「ありがとう」の気持ちを米ながら正しく処分すれば問題ありません。
ここでは人にゆずる以外の処分方法として、
- 供養してもらう
- 自治体のゴミとして処分する
- 専門店で買取してもらう
- 不用品回収業者に回収してもらう
の4つの方法をご紹介します。
供養してもらう
ゴミとして処分したり、見知らぬ人の手にわたるのがあまり良い気分がしないというなら、供養してもらう方法が良いでしょう。
お寺では定期的に人形供養を行っているので、申し込みをすれば感謝の気持ちを込めて、供養してから処分できます。
人形供養は全てのお寺で行っているわけではないので、最寄りのお寺やよく行くお寺で取り扱っているかをまず確認しましょう。
また、人形供養には費用がかかるので、五月人形の場合はいくらなのかも事前に調べておくと良いです。
自治体のゴミとして
もう使えないほどボロボロな状態なら、自治体のゴミとして処分してもらうのが良いかもしれません。
五月人形はサイズが小さいので一般ゴミとして捨てられる場合がほとんどですが、金属などが混ざっている場合は、可燃ゴミと不燃ゴミに分別してから処分してください。
サイズが大きく一般ゴミとして処分できない場合は、粗大ゴミとして捨てることになります。
その場合は、回収の予約をとり、処分費用を支払う必要があるのですが、細かいルールは自治体によって違うので注意が必要です。
粗大ゴミとして捨てるなら、一度自治体に問い合わせをして処分方法を確認しておきましょう。
専門店で買取してもらう
「まだキレイなので捨てるのはもったいない」と思うなら、専門店に買取してもらってはいかがでしょうか?
五月人形専門の買取店だけでなく、リサイクルショップの中にも可能なところがあります。状態が良くてまだ十分に飾れる物なら、思ったよりも高い値段で売れる場合もあるでしょう。
ただしリサイクルショップの場合は、五月人形の買取は対応していない場合もあります。事前に問い合わせてから持ち込むようにしましょう。
不用品回収業者に依頼する
五月人形のほかにも不用品がいくつかあるなら、不用品回収業者に回収を依頼するのが手っ取り早いです。
不用品回収業者は、五月人形だけでなく粗大ゴミや学習机などもまとめて回収してくれます。
五月人形だけ処分する予定だった方も、この機会に家の断捨離にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
どれだけ不用品が出ても、業者が回収に来てくれるので家から持ち出す手間はかかりません。業者によっては一般ゴミの回収や分別も請け負ってくれます。
さらに、予約がとりやすい業者を選べば、即日回収も可能です。「今すぐに処分したい!」と思ったら、ぜひ24時間対応してくれる業者に問い合わせてみてください。
もし五月人形の状態が良く、ほかにも使えそうな不用品があるなら、買取も行っている業者を選ぶと良いでしょう。
まとめ
五月人形はいつまで飾るか決められていませんが、いつかは飾らなくなるものです。
処分方法はゴミとして捨てる、供養する、買取店に売る、不用品回収業者に回収してもらうなどいくつかあるので、希望に合った方法を選びましょう。
不用品回収業者を利用する場合、回収費用がいくらかかるのか事前に見積もってもらえます。
見積りは無料なので、気になる方はぜひ一度問い合わせてみてください。